③ どのようにして作られるようになったか

「音域が足りないなら、オカリナを2個、3個くっつけて焼成してしまえ」 と、だれかが考え始めたにちがいありません。

私がオカリナを始めたころ(1997年ごろ)から、複数管のオカリナはありました。 正確にいつごろから作られ始めたのかはわかりません。 (1970年代にはすでにアケタが一時期ダブル・オカリナを販売していた)。またアケタの初代明田川孝さんの存命中(1958年より前)にもうダブルオカリナは開発されていた、という情報もあります。

(※友人が持っていたアケタのダブルオカリナ。このオカリナは正直とても楽器と呼べるクオリティではありませんでしたが、アケタの残した大きな業績、飽くなき向上心には本当に脱帽です)

しかし複数管オカリナは焼成が非常に難しく、製作に取り組もうとするメーカーはわずかでした。 需要も少ない、市場に出ても、個体数が少なく、品質も不安定。 私などの一般市民が、直接見かける機会など到底手なく、 ネット上で画像を見かけては「いいなぁ・・・」と指をくわえるだけ。確かに5~10万円前後でネット販売しているところもありましたが、 高いお金を払って注文してみる気にもなれませんでした。

その後波多野杜邦さんという方が、「イカロス」というトリプルオカリナを開発したのをきっかけに、複数管オカリナは世に広まりました。トリプルを作ったのは波多野さんが初めてと言われています。(ネットの情報によれば、イカロスの販売は2005年からだったそうです)。

その後大沢聡さんというプロオカリナ奏者の方がイカロスと出会い、その音色と音域に感動した結果、プロ奏者としてはじめてトリプルオカリナを導入しました。(人の良い波多野さんが、ご自分のコンサートの後感動して駆け寄ってきた大沢さんに「あげるよ。使ったら?」と渡してあげたそうな。偉大すぎる…)

その後大沢さんがフォーカリンク社というオカリナメーカーと協力し、安価で質の良い楽器の開発が進められていきました。 そして2010年代初頭からは、品質のかなり安定したトリプルオカリナがフォーカリンク社から沢山売られ始めるようになりました。(大沢さんが初めて使った「イカロス」は、イタリアのブードリオ(オカリナ発祥の地)にあるオカリナ美術館に展示されているそうです。もはや伝説の楽器ですね)

以後、単管オカリナでは考え付きもしなかった演奏技巧、曲目などを ネット上で見れるようになりました。 そしてだんだんと、トリプルの魅力に引かれ この楽器を購入する人が増えて行きました。 その後、色んな会社からトリプルオカリナが出始めるようになり、 数も十分に作られるようになりました。 こうして、買いたいと思えばだれでも十分に手の届く楽器になりました。

②トリプルなら、どんなことができるか

④単管オカリナとの演奏方法の違い

つぶやき

今コロナ禍で一時的に日本に帰ってきています。最近は通信速度の良い日本のインターネットを存分に利用して、Syncroomで友人たちとオンラインセッションを楽しんでいます。あとEWI5000というウインドシンセサイザーを購入して沼にはまってみたり、カズーやスライドホイッスル、最近はアルトサックスも試したりしています。家にいなければならない時間もなかなか楽しめています。

リンク


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Twitterでは「キーウィ」などの動物ががもちもち動くGIFアニメを描いています。もしシュールでかわいい動物を眺めて暫し時を忘れる事がお好きでしたらぜひご覧ください。

noteでは「楽器練習に疲れた時に読むマガジン」や「オカリナ一本で生計を立てるには」などの記事を掲載しています。動画再生する気になれない時なんか、読むとちょっと元気になれるかも。

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